2021/11/28 08:30

Fire-King(ファイヤーキング)は、アメリカのアンカーホッキング社の耐熱ガラス商品です。

1941年に誕生し、1941~86年まで製造されていた耐熱ミルクガラスの製品が有名です。
アメリカの映画やドラマを見ているとコーヒーなどを飲むシーンでよく出てきます。有名なのはブラッドピットが「セブン」という映画でコーヒーを飲むシーンでFire-Kingのジェダイのマグカップが使われていました。
Jadeite(ジェダイ)は、翡翠色のことで海外では「東洋の神秘」として人気があり、「スターウォーズ」でも不思議な力を持つジェダイの名前が使われたのも理解できるかと。
Fire-Kingは、ここ数年前に日本の硝子技術と融合してFire-King Japanとして耐熱ガラス商品を作っています。それほどFire-Kingは人気があります。
Fire-Kingのマグカップは、底のロゴで製作された年代がわかるのが人気の一つでもあります。(オールドノリタケと似ています。)
今から数十年から80年以上前なので耐熱ガラスの製造技術が確立されていなかったので、古くなればなるほど技術が確立されていなかったのでフローラインなどが発生しています。多分エラー抜きとか温度管理が技術的に不十分だったためと思っています。
10年以上前にアメリカでFire-Kingのマグカップをまとめて購入したのですが、その中に初代のマグカップが混ざっていました。
写真でわかるように底のロゴマークがゴシック体です。
初代のFire-Kingのマグカップは見かけることがないので入手困難な商品です。
80年以上経過しても耐熱ガラスで丈夫なので使用もできることはすごく、歴史を感じながらコーヒーを飲む最高の商品です。